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Prague, 2012 |
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プラハの空港で手荷物検査でのこと。カメラを入れたバッグをX線チェックに通したあと、検査員とこんな会話をすることになった。
「ちょっと鞄開けてくれる?」
「ん?良いですよ。」
「カメラ入ってるね、たぶんライカかな?ちょっと見せてくれる?」
「うん、良いですけれど?」
「おお、良いカメラだね。」
(他の検査員に)「おい、これライカだよ。」ともチェコ語で盛り上がる。
「最高のクオリティーのカメラだ、良い選択だね」
「どうもありがとう。」
プラハは誰もが親切で、信号のない横断歩道で待っていると自然に車が止まってくれたり、郵便局の人は丁寧に郵便ポストの場所を教えてくれたりしたのだが、最後に空港で出会ったこの方もまた優しい笑顔を見せてくれたのだった。
人が優しいと、それだけで旅は楽しくなるものだ。
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まるで昔みていた夢の中の写真のようです。
返信削除この道をずっと奥に行くとまた元の位置に戻ってくるような
そんな感じを思い浮かべました。
ライカで撮ったモノクロ写真の魅力
いつか自分もそこに行き着くのだろうか?
そんな風に思いました
robiruffyさん
返信削除コメントありがとうございます!突然ブログを移転してしまいましたが、こうやってコメントを頂けること、大変嬉しく思います。
ライカでモノクロでフィルム・・私が落ち着く先はここのようです。被写体と対峙してその場を記憶する、その大切さを思い知らされた気がします。
ライカは完成されたカメラですね。
返信削除ライカでモノクロというのは、フォトグラファーのひとつの到達点だと思います。
私の場合は、視力低下でマニュアルスナップ撮影が難しいので、スロベニアで買い戻した、CONTAX G1 で、フィルムカメラによるスナップを再開しようと思います。
プラハは、パリについで思入れがあります。
大きな影響を受けた、作家カフカ、作家リルケ、画家ミュシャ、音楽家ドヴォルザーク、写真思想家フルッサーが、すべてプラハの人なんですよね・・・
ここ当分は、海外旅行に行けない事情がありますので、こちらでプラハのスナップを楽しませていただこうと思います。
よろしくお願いします。
模糊さん
返信削除ライカを手に入れて、すっかり欲しいものがなくなりました。
あとはゆっくり写真を楽しむだけ、と考えると、心のゆとりができました。お陰様で新製品には全く興味も持たずに済んでいます笑
プラハといえば写真家スデクもいますね。パノラマのあの写真には惹かれます。プラハで写真集を買ってこなかったことを大変後悔しています・・。