Introduction of Myself

I'm just a small tourist.
地元の人にはなれるわけない。でも地元の人には見えないものもあるんだと。

2011/08/07

東北の被災地を訪れて

先日、とある学会の集いで大学教授十数名と共に初めて被災地を訪れた。映像で見るのと全く​違い、衝撃を受けた。


南三陸町は全てが壊滅的で町自体があったとは思えない。まるで映画のセットのような現実感を失う。
​巻市は海岸部は壊滅的ながらも少し海から内陸に入った地域の全壊を免れた商店では(といってもこの辺りにも建物の1階までは津波で浸水し、付近にはまだ道路上に船が乗り上げていたり、倒壊した建物が目立つのだが)慌ただしく人​が行き来する様子から、震災を現実のものと認識せざるを得なかった。
​非常に対照的に映った2つの町だった。


印象的だったのは、ボランティアでも視察でも被災地を訪れること​が被災地支援なのだ、という町長さんのお話。テレビや写真で見る​よりも遥かに凄まじい現地に足を踏み入れることは我々にとっても​この震災を改めて記憶にしっかり刻むこと、自然の脅威を学ぶこと​となった。

日本人、日本に住む者は皆一度は被災​地に足を運ぶべきではないか。この震災で何が起きたのか。自然災害とはどれほど凄まじいものなのか。テレビで見て新聞を読むだけでは実感として感じることのできない「何か」が被災地にはある。

とにかく東北支援を一過性のブームのようにしないこと。最近の震​災関係のニュースは原発に関することが中心である。
ただ、今回被災地を視察し​、まだ復興のスタートという状態だと感じた。


これからも我々がで​きることをし続けなければならない。

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