Introduction of Myself

I'm just a small tourist.
地元の人にはなれるわけない。でも地元の人には見えないものもあるんだと。

2012/03/27

安昌にて

anchang, China 2012

ここは紹興酒で有名な紹興から少し離れた町、安昌。上海から東、蘇州や杭州などにかけて数多くの水郷古鎮と呼ばれる町が分布するが、安昌もその1つである。

前回の投稿の続きという訳ではないが、今訪れるべき場所として中国の水郷古鎮を挙げたい。運河を活かしながらその周りには専門化した小さな商店が並ぶ。威勢の良い声が道に響き渡り、お年寄りが道沿いに椅子を出して座り会話を楽しんでいる。運河で選択する者もいる。赤ちゃんはお母さんに抱かれ、行き交う人を見つめる。子供たちは元気よく外を駆ける。
これこそが都市なんだ、人々の生活が垣間見える。旅行者としては最高に刺激的だった。今はなき日本の姿、古写真などでしか見ることのできない昔の日本の様子に思いを重ねながらこの地を楽しんだ。
しかし中国の発展ぶりは凄まじい。安昌も例外ではなく、少し車を郊外に走らせると、ヨーロッパ風の家が並ぶ光景を目にする。農村の良さは中国でも失われようとしている。だからこそ「今」しかないと危機感を覚えた。

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