Introduction of Myself

I'm just a small tourist.
地元の人にはなれるわけない。でも地元の人には見えないものもあるんだと。

2012/07/07

市橋織江写真展

Paris, 2011
今日はようやく市橋織江写真展に行くことができた。行こう行こうと思いつつ早1ヶ月。場所は銀座のポーラアネックス。比較的若い女性が多かった。
パリやパリ郊外の街で撮られたと思われるカラー写真が並べられている。絶妙な露出と色のバランスで全体に統一感を持たせている。被写体はどれもストレートに眼に映ったものを撮っているように感じた。奇を衒うことなく、自然な視線で素敵な街の情景が収められている。
パリの写真はだいたいどこで撮ったものか、想像がついた。10回も通っていれば分かるようになるものである。緑豊かなパリは私がいつも見ているどんよりとした冬の空気の暗いパリとは全く違う鮮やかな都市となって写真に収められていた。セーヌ川沿いの鮮やかな緑色が印象的だ。「鮮やか」といってもポジフィルムのような忠実な色の再現ではない。ネガフィルム独特の雰囲気を持った物語のような色だ。写真展のタイトル"Impressionnisme"の通り、正しく印象派そのもの。

そういえば写真店に来ていた2人組が面白い会話をしていた。オペラ座の2階からオペラ通りを撮った写真のポストカードを見た2人、そのポストカードを見るや「この写真凄く明るいね。雪が降っているのかな」「綺麗だね」「あれ、でも雪降ってないよ」
その写真は晴天の時に撮られたもので、超ハイキー(おそらく画面の半分以上が白い)のものだった。「雪のようだ」という視点が斬新だった。


ポストカードを3枚買って出た。図録があれば間違いなく買ったのに。
ポストカードはもう少し買えばよかったかも。まだ1週間ある。会社帰りにぶらりと立ち寄ろうか。

2 件のコメント:

  1. 久しぶりにphotoブログをいろいろ歩いていて見つけました。
    こんばんは、LakeMirrorのsnowです。
    覚えてらっしゃるでしょうか?
    突然おじゃまいたしましたが
    なんて素敵なphotoの風合いといいますか・・・
    相変わらず素敵なphotoを撮られてらっしゃいますね。

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  2. snowさん
    こんばんは!もちろん覚えております。
    ブログも再開されたのですね、これでまた1つ見て楽しいブログが増えました。
    私はここ数年で一気に方向転換をして、フィルムでゆったり撮影を楽しんでおります。

    また宜しくお願い致します。

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