Introduction of Myself

I'm just a small tourist.
地元の人にはなれるわけない。でも地元の人には見えないものもあるんだと。

2012/09/17

M3の魅力

Paris, 2012
初めて手に入れたleicaはM3だった。
初めて触ったのはパリの中古カメラ屋さん。大学4年生の卒業旅行で訪れていたパリで偶然入ったところ、店員さんが「これがライカだよ、シャッターを押してごらん」と触らせてくれたのがM3との出会いだった。

それから3年後、M3を手に入れた。
しかし暫く使っていたものの、露出計が入っていないことを理由に役目はMPへと引き継がれ、M3は空シャッターを切るばかり。売却を検討したこともあった。ただ、手に入れたM3の製造年が偶然父の生まれた年だったこともありそのまま所有していた。

(ようやく)露出計を手に入れ、昨日久しぶりにM3を持ち出してみた。フィルムを入れるのは実に1年ぶりだ。ダブルストロークは快適だ。そしてシャッターの感触はMPにもM9-Pにもない軽さ。シャッターを「押す」というよりも「指を置く」という表現が相応しいだろうか。あまりにも軽すぎて、カメラを構えてシャッターボタンに手を添えているうちに1枚撮っていた、という感じ。

この感覚、やっぱりM3。

0 件のコメント:

コメントを投稿