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anchang, China 2012 |
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僕の場合は"回帰"ではないのだけれど。フィルムを始めてから写真の重さというものを認識するようになった。逆に言えば、デジタルで撮った写真に"軽さ"を感じるようになってしまった。撮ってその場でその結果が分かるというのは便利だけれど、撮った瞬間に写真の善し悪しを判断し、その場で気に入らない写真は消去してしまう。それに慣れすぎていた自分が嫌になって、最近M9-Pではディスプレイ表示をOFFにしている。さらに言えばSDカードも時代遅れの512Mのものとかを使ってRawデータで数十枚しか撮れないようにすれば良いか。いや、そんなにストイックにデジカメを使うのも可笑しな話だ。フィルムはフィルムの良さを認めて(フィルムの続く限り)使い続け、デジタルもそれと並行して使い分ければ良い話なのかな。
つい先日、念願の写真集を手に入れた。「MAGNUM CONTACT SHEETS(マグナムコンタクトシート) 写真家の眼−フィルムに残された生の痕跡」という大型本で、コンタクトシートを通じて歴史に残る1枚の写真の前後に写真家が見ていた光景を具に明らかにするものである。値段はそこそこ高いのだけれど、それに見合う、それ以上の価値のある写真集で、前書きで満腹感を味わうことができてしまった。
コンタクトシートに惹かれたのはフィルムカメラを始めたからこそ。マグナムに興味を持ったのはLeicaがきっかけ。
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こんにちわ。
返信削除初コメです(^^
Twitterではお世話になてます。
フィルム使うと確かに写真の重さが解りますよね。
512MBのSDほど私はストイックじゃないですが
デジの使い方も確かに変わりました。
お若いのにしっかりされていて素晴らしいです。
またtourism consultantとは羨ましいご職業で
お写真見ていたら旅に出たくなりました。
コメントありがとうございます。私もいつもこっそりブログ、拝見しておりました。twitterでもいつもお世話になっております。
返信削除ストイックに・・・はしていませんが(笑)最近はM9-Pがカラー、MPがモノクロという使い分けができるようになってきました。
May 10th発表の?M9-Mも気にはなりますが、モノクロフィルムがある限りMP+モノクロという組み合わせで使って行きたいと思っています。
旅は良いですよね。tourism consultantと言うことで、各地に行くことが多いですが、いつも写真に撮りたい風景を我慢しています。笑