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Hadasu, Mie 2012 |
ライカユーザーの間では、10th Mayはライカがモノクロ専用の新製品を発表したことが話題となった。twitter等でもその話題で持ち切り。予々噂は聞いていたものの、実際に発表されると驚くものである。もちろん値段のインパクトも大きいのだが。
ただ、モノクロフィルムのプリント技術を覚え、現像も習得中の自分にとって、今回のモノクロライカに興味を持つことはなさそうだ。モノクロフィルムがある限りそれでモノクロ写真を撮りたいと思う。
モノクロライカで賑わう様子を横目でやりながら、その間に変わったカメラを手に入れていた。HasselbladのXpanだ。Hasselbladと言うと中判フィルムを使うカメラだが、このXpanは35mmフィルムを使うもの。1990年代後半に富士フィルムのTX1のOEMとして海外では売られていたもので、Xpanは並行輸入品として日本に入ってきていたようだ。このカメラの最大の特徴はフィルム2コマ分を使ったパノラマ写真が撮れること。ほとんど衝動買いの形で手に入れてしまった。
ゴールデンウィークはこのカメラといつものLeica、Flexaretというほぼフル装備で紀伊半島の旅に出かけた。そして昨日、フィルムが現像からあがってきたのだ。撮影中、距離計に不具合があることが判明し、近々修理に出さなければならなくなったのだが、それでも1枚1枚のパノラマ写真は説得力があるものだった。おおむね満足している。
パノラマ写真は時と場合を選ぶものなので、多用するものではないと思っている。しかしそれに相応しい場面では間違いなく力を発揮してくれそうだ。XpanやTXシリーズは市場でも数は多くない。なくならないうちに手に入れられて正解だった。
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良いカメラ手に入れられましたね。
返信削除私もライカモノクロームは欲しいけど
値段が値段だけに今後もフィルムライカで撮ります(笑
それにしても良い場所にいつも行っておりますね。
あ、あと事後報告で恐縮ですがリンク貼らせて頂きました。
今後もよろしくお願い致します。
こんばんは。
返信削除私もまさかフィルムカメラにここまで入り込むことになるとは思いませんでした。
デジカメではできない所をフィルムで補う、言い換えればフィルムにしかできない分野にフィルムカメラの価値があるのかなと思います。その展、ライカのモノクロームはまだまだモノクロフィルムがある、ということで・・。
職業柄、一つでも多くの場所を見ておくことが必要だと思っています。出張で行くのとは違う発見がありますしね。ここ最近、旅行と言えば海外だったのですが、GWの旅行で改めて国内もしっかり見なければ、と思うようになりました。
リンクの件もありがとうございます。こちらこそ宜しくお願い致します。