Introduction of Myself

I'm just a small tourist.
地元の人にはなれるわけない。でも地元の人には見えないものもあるんだと。

2019/01/20

20190119

Porto, 2018

カメラと写真の話。
昨年、Sonyの超小型カメラRX0を購入した。水に入れても高さ2mのところから落としても壊れない、手の中に収まるサイズ、広角21mm、撮像素子は1inchと優れたカメラで、これこそまさに調査用には最高のカメラだと思った。
以降、仕事の調査でも旅行でもRX0一台で十分となり、ライカのカメラはすっかり使う頻度が落ちてしまった。そんな状態だったが、年末年始に訪れたスペイン・ポルトガルでは久しぶりにライカを持ち出してみた。ただ、軽量化を目的にレンズは最小限。旅行直前に手に入れたsummaron 35mmとsummilux50mmの2本。そしたら久しぶりにカメラをしっかりと構えて作品的に写真を撮ることの楽しさを感じた。RX0は調査用・記録用と割り切っていていたから、撮ることに楽しみを求めていなかったのだけれど、旅行を通じて写真を楽しく撮る感覚を思い出したというか。
ヨーロッパはモノクロが似合う。帰国後、写真を編集してはモノクロ化。そうすると、カメラにお金をかけたいという欲も出てきてしまい、帰国後、本気でM Monochromの購入をだいぶ悩んだ。モノクロ写真しか撮れないという、かなり特殊なカメラ。それでいて価格は100万円。
色を捨てることはできるだろうか、と悩みに悩んだ。
そして先日、試しに世田谷ボロ市でRaw+モノクロJpegの設定で写真撮影をしてみた。結果、カラーの方が良いと感じたシーンが幾つかあり、自分は色を捨てるほど割り切れそうにないと感じた次第。
そして結局、M monochromへの欲は一度収まった。



2 件のコメント:

  1. カメラの事、写真の事が再確認できて良かったですね^^

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    1. H.Oさま
      やはり一度気になってしまうと、その後もずっと気になってしまうものですね。
      気づけば今、手元にはもう1台ライカが…。

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